講習内容
講習内容
時間数:各6時間/全講習共通
領域 | 講習番号 | 受講方法 | 対象職種 |
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必修 | 1-A | [通信]テキスト | 教・養・栄 |
選択必修 | 2-A | [通信]テキスト | 教・養・栄 |
選択 | 3-E・3-F・3-G 3-H・3-J |
[通信]オンデマンド | 教・養 |
領域 【講習番号】 |
講習名 担当講師 |
内容 |
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必修 【1-A】 |
最新の教育事情 [今井康晴ほか] |
教育施策や世界教育の動向、子ども観と教育観、子どもの発達、子どもの生活の変化について、公益財団法人私立大学通信教育協会によって作成された教材「新しい教育事情」に沿って学んでいく。 |
選択必修 【2-A】 |
学校をめぐる近年の変化と 法令改正及び国の審議会の動向 [今井康晴ほか] |
社会状況の変化と学校教育、学校に関する具体的な問題、教育改革の動向、国と地方における教育施策審議機関について公益財団法人私立大学通信教育協会によって作成された教材「新しい教育事情」に沿って学んでいく。 |
選択 【3-E】 |
思春期の生徒のメンタルヘルス [髙橋一公・平部正樹] |
1.思春期から青年期における発達課題と自己形成について臨床発達心理学の立場から概観する。 また、現代社会における家族や社会との関わりの中で、思春期の生徒たちのこころのあり方について学習する。 2.臨床心理学的な観点から、思春期の子どもたちに生じやすい心の葛藤やつまずきについて概説する。 また、事例をもとに個別的な支援が必要な生徒への対応やカウンセリング的関わりについて学習する。 |
選択 【3-F】 |
教育現場におけるモチベーション・対人コミュニケーションの理解と促進 [磯友輝子・日向野智子] |
モチベーションの理解を通じて、学ぶ意欲、働く意欲を考える。さらに、学校現場での日頃のコミュ ニケーション(教員-生徒、教員-保護者、教員間)について、社会心理学、組織心理学の視点から、振り返りの手がかりを得る。理論と実習を通じて、モチ ベーションの促進と円滑な対人コミュニケーションの形成に役立つスキルについて学ぶ。 |
選択 【3-G】 |
発達障害の理解と支援 [藤本昌樹・須田誠] |
1.障害及び発達障害の概念を整理し,各発達障害の診断基準,心理学的特徴,それらに配慮した保育や教育の在り方に関して,保護者の思いや実際の指導例なども交えながら,具体的に概説する。 2.発達障害の二次障害としての不登校・ひきこもり等の問題の実態とその支援について理解を深める。心理的問題に向き合う心構えだけでなく,環境への介入や調整の方法についても検討をする。 |
選択 【3-H】 |
乳幼児の発達と心理 ~子どもの育ちと親子関係~ [坪井寿子・井梅由美子] |
1.乳幼児期の子どもたちが環境とかかわりながら育っていく姿を認知発達心理学から概説する。さらに子どもの育ちを支える大人の働きかけについて検討する。 2.乳幼児期の子どもの心のトラブルや「気になる」親子への心理的支援について、現在の子育て環境の問題と共に検討する。 |
選択 【3-J】 |
攻める防犯とひきこもりについて考える [出口保行・ 春日武彦] |
1.従来の防犯は、犯罪者の攻撃からいかに子どもを守るかが基本であったが、攻める防犯では、犯罪者が動機を形成しても結果的に実行させない、つまり犯罪が起こらない枠組みをどうやって作るのかを考えていきたい。 2.精神医学的な観点から、問題を抱えた子どもや親等に対する理解と対応の解説を行い、家族問題とひきこもりについて考える。 |
※オンデマンド講習の講義動画は2019年に本学で開講した対面講習を収録した映像を編集したものとなります。
※担当講師は変更になる可能性もございますので予めご了承ください。
講師紹介
1-A最新の教育事情
こども心理学部 准教授 今井 康晴
広島大学大学院教育学研究科学習開発専攻博士後期課程単位取得後満期退学後、武蔵野短期大学助教、専任講師を経て、現職。埼玉県保育研究会助言者、保育園への園内研修講師など保育実践現場との研究活動を行っている。
2-A学校を巡る近年の状況の変化と法令改正及び国の審議会の動向
こども心理学部 准教授 今井 康晴
広島大学大学院教育学研究科学習開発専攻博士後期課程単位取得後満期退学後、武蔵野短期大学助教、専任講師を経て、現職。埼玉県保育研究会助言者、保育園への園内研修講師など保育実践現場との研究活動を行っている。
3-E思春期の生徒のメンタルヘルス
モチベーション行動科学部 教授(学部長) 髙橋 一公
明星大学大学院人文学研究科心理学専攻修了。一般企業の企画開発部にて適性検査等の開発に従事。その後、身延山大学、群馬医療福祉大学の准教授を経て現職。臨床発達心理士、精神保健福祉士。
こども心理学部 講師 平部 正樹
早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了。東邦大学助手、目白大学専任講師等を経て現職。東邦大学で博士(医学)を取得。臨床心理士として精神科クリニックで心理面接、心理査定等を行っている。
3-F教育現場におけるモチベーション・対人コミュニケーションの理解と促進
モチベーション行動科学部 教授 磯 友輝子
名古屋大学文学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程満期退学。大阪大学大学院人間科学研究科助手ののち、本学こども心理学部講師、准教授を経て現職。会話中のしぐさや良好な対人関係に必要なスキルについて研究している。
こども心理学部 准教授 日向野 智子
東北福祉大学社会福祉学部卒業、昭和女子大学大学院生活機構研究科博士後期課程修了(学術博士)。立正大学心理学部特任講師を経て現職。対人関係における苦手意識を主たるテーマとして研究。
3-G発達障害の理解と支援
こども心理学部 教授 藤本 昌樹
東京学芸大学大学院心理学講座修了、東京医科歯科大学大学院小児家族発達看護学分野修了、博士(看護学)。臨床心理士、学校心理士、祉会福祉士、精神保健福祉士。元静岡福祉大学、桐生大学准教授。その間、小中学校スクールカウンセラー、小児科等で臨床心理士として勤務。
こども心理学部 教授 須田 誠
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学医学部非常勤講師等を経て現職。臨床心理士として地域保健所等でひきこもり支援に従事。
3-H乳幼児の発達と心理~子どもの育ちと親子関係~
こども心理学部 教授 坪井 寿子
学習院大学大学院博士後期課程を中途退学。その後鎌倉女子大学にて、主に認知心理学、発達心理学、教育心理学の教育・研究活動に従事。都内の幼稚園・保育園・小学校の巡回相談員を経験。臨床発達心理士、学校心理士。
こども心理学部 准教授 井梅 由美子
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位修得満期退学。相模女子大学、山梨英和大学、青山学院女子短期大学非常勤講師、創造学園大学専任講師を経て現職。他に精神科クリニック、小児科にてカウンセラーとして勤務。臨床心理士。
3-J攻める防犯とひきこもりについて考える
こども心理学部 教授(学部長) 出口 保行
東京学芸大学大学院修了後、国家公務員上級心理職として法務省入賞。犯罪者を心理分析する資質鑑別に従事。このほか、法務省大臣官房秘書課勤務や国連派遣等を経験。法務省法務総合研究所研究部室長研究官を最後に退官し現職。
こども心理学部 講師 春日 武彦
産婦人科医を6年務めた後、障がい児を抱えた母親へのフォローをきっかけに精神科医へ転ずる。著書「無意味なものと不気味な物」(文藝春秋)、「幸福論」(講談社現代新書)、「病んだ家族、錯乱した室内」(医学書院)等多数。